今回はオーケストラで使用されている楽器の中でも、打楽器と弦楽器にフォーカスして紹介していきたいと思います。
打楽器
最初に紹介するのは打楽器です。打楽器は曲のリズムやテンポをつかさどる楽器です。
スネアドラム

スネアドラムはオーケストラだけでなく幅広いジャンルの音楽で使用されています。チューニングを調整し、スティックでたたくことで歯切れのいい音が鳴り響きます。
マリンバ
マリンバは音程のある打楽器で、ピアノの鍵盤のように並んだ木製の音板をたたくと音が鳴ります。iPhoneの着信音にもマリンバが使われているように聴き心地の良い音が鳴り響きます。
ティンパニ
ティンパニは太鼓の一種となる楽器です。二本のスティックでたたくことで演奏します。通常の太鼓と違って音程が聞き取れることに特徴があります。
弦楽器
次に紹介する楽器は「弦楽器」です。オーケストラの主人公とも言える弦楽器を押さえておきましょう。
ヴァイオリン
ヴァイオリンはもっとも明るく華やかな音色を響かせ、オーケストラでも主要なメロディーを奏でることが多く、中心的な役割を担います。正確なタッチで純粋な音が出る繊細な楽器です。
ヴィオラ
ヴィオラは、ヴァイオリンとチェロの中間の音域を出すことができます。ヴァイオリンより低く、チェロより高い音域です。
チェロ
チェロの音域はヴァイオリンやヴィオラより低いです。音域が低いだけでなく、その低音の中にも豊かな響きがあることが特徴です。
コントラバス
コントラバスは他の弦楽器とは少し系統が違う楽器です。調弦はヴァイオリンやチェロのように5度間隔ではなく、低い弦からE-A-D-Gとギターの低音弦の4本と同様の4度間隔でできています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オーケストラには様々な打楽器や弦楽器が使われています。
皆さんのオーケストラ鑑賞の参考になれば幸いです。